アレルギー性鼻炎とは
アレルギー性鼻炎とは、スギ・ヒノキといった花粉や、ダニの死骸や糞、ほこり、カビなどが鼻の粘膜に付着し、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどを症状とする疾患です。
アレルギー性鼻炎の原因
スギ・ヒノキなどの花粉が原因の季節性アレルギー性鼻炎と、ダニ、ほこり、カビなどのハウスダストが原因の通年性アレルギー性鼻炎があります。
季節性アレルギー性鼻炎は花粉の飛散時期に流行することから花粉症と呼ばれることもあります。ここでは、通年性アレルギー性鼻炎について説明します。
アレルギー性鼻炎の症状
・くしゃみ
・鼻水、鼻づまり
・咳、痰
・目のかゆみ、涙目、充血
・皮膚のかゆみ
といった症状が年間を通じて現れます。
アレルギー性鼻炎の治療方法
・投薬療法
くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状を抗アレルギー剤の服用や点鼻薬の投与によって低減します。薬の種類によっては、眠気を誘う、口が渇くなどの副作用があります。
・舌下免疫療法
アレルギーの原因がダニの場合、1日1回アレルゲンを含む錠剤を服用する舌下免疫療法を行うことで症状が軽くなったり、改善したりと効果が期待できます。
舌下免疫療法についてはこちら
・レーザー治療
鼻の粘膜にレーザー照射して、アレルギー反応を起こりにくくします。30分程度で治療も終わり出血や痛みはほとんどなく、安全な治療法で効果が期待できます。
アレルギー性疾患はアレルギーの原因を特定することから治療が始まります。日頃の生活環境などによって、人それぞれ原因が異なるので計画的な治療と生活習慣や環境の改善が必要となってきます。まさに継続は力なり、と言えますのでお気軽にご相談ください。